最近はやりのコンセプトウェディング。結婚式のコンセプトを新郎新婦が決めて当日の結婚式を作り上げます。その中でも当日の結婚式の雰囲気を決めるのは実はゲストの皆さんだったりします。今回はその結婚式の雰囲気を決めるゲストのドレスコード指定についてまとめてみました。
■ドレスコードって具体的になに?
ドレスコードとは、そのパーティーに参加する際の「ドレスに関するルール」になります。例えば、「パステルカラーのドレス着用」「ボウタイ着用」「花のモチーフがあるものを一つ身に付ける」「仮面着用」などなどです。
■ドレスコードのメリットは?
パーティーのドレスコードは、そのパーティー全体に統一感を持たせたり、会場自体に一体感を生み出す効果があります。もちろん結婚式も同様で、ドレスコードを設けることで、結婚式全体の雰囲気がまとまり写真に収めた時により素敵な写真も撮れますし、ゲストとも一体感のある結婚式の思い出を共有することができます。
また、ゲストもある程度ドレスコードを指定してもらった方が、ドレス選びに迷わなかったりすることもあります。しかしながら、この点は逆にゲストの手間になってしまうこともあります。
■コンセプトウェディングってなに?
コンセプトウェディングとは、新郎新婦が結婚式を作り上げる際に基本的な概念を決めて、その世界観に合わせた結婚式を作り上げることをいいます。
例えば、こちらの結婚式は「花嫁の喜び」というのがコンセプトで
新婦が幸せでいることが自分の幸せだと語られた新郎
おふたりが大切にしているのは
たくさんの愛情を注いで自分たちを育ててくれた
まわりの方への感謝の気持ち
それはまるでオレンジの木が
豊かな大地からたっぷりの栄養をもらいながら
幼木から生長し、花を咲かせ、たくさんの果実を実らせるよう
オレンジの白い可憐な花には「花嫁の喜び」という花言葉もあります
おふたりにぴったりなオレンジをモチーフにしたウェディングです
(引用:https://haku-cb.com/)
■結婚式披露宴のドレスコードは難しい?
結婚式の披露宴は新郎新婦の両親、親族から友人、会社同僚まで出席する方の層は様々です。特に両親、親族はご年配の方も多いことから、「このドレスコードで出席してもらえますか?」というのはなかなか難しいのも事実。コンセプトが決まっている結婚式なので、できればそのコンセプトに沿った世界観で全体をまとめたいと新郎新婦が思ってもゲストの服装がバラバラであるとどうしてもちぐはぐで統一感がなくなってしまうのは否めません。よく写真や動画に残った時に、新郎新婦の頑張り感に対して全体の雰囲気がイマイチな感じになってしまうのも見かけます。そのため結婚式に関しては、ゲストの服装がどうであっても問題ないコンセプトの設定をすることがよりまとまりのある結婚式にするポイントになるかと思います。
■おすすめは二次会のドレスコード指定
では、新郎新婦はドレスコードの指定をどのような場合にできるのでしょうか?やはりおすすめはゲストのコントロールが比較的可能な二次会になります。コントロール可能というのは、披露宴に比べ両親や親族が出席するわけでなく、比較的近い年齢層が出席するパーティーだからです。
二次会も、披露宴ほどではないにせよコンセプトの設定をすることとなると思いますが、それに合わせたドレスコードをゲストにお願いすることは十分に可能です。
■おすすめのドレスコードの指定はなに?
簡単なドレスコードは女性の「ドレスのカラー指定」です。例えば「ブラックドレス着用」などすると、二次会の雰囲気が一気に統一感のあるものになります。全員のドレスコードを揃えるのが難しい場合は、結婚式のブライズメイドのような形で近い友人のドレスカラーを揃えるだけでもまとまりのあるものになります。
https://www.instagram.com/p/BKftLfOhr3B/
また、より統一感を持たせるポイントは、あまりゲストに負担のかからない方法をとることです。ゲストに負担のあるドレスコードの場合、どうしても参加をする人が減ったり、ドレスコードに合わせないゲストが出てきたりしてしまいます。
例えば男性ゲストは「ボウタイ着用」とした場合、新郎新婦側でボウタイを人数分用意してしまうというのも一つの方法です。ゲストにお願いするのは「ホワイトのシャツ着用」とだけお願いするだけです。そうすると皆さん「ホワイトシャツ&お揃いのボウタイ」になります。女性の場合は、新郎新婦側で「ワンポイントアイテム」を用意してしまうという感じです。この方法は比較的費用もかかりませんし(ボウタイなら一つ数百円で制作可能ですよ)、写真や動画に残した時にとても統一感があり素敵な写真が残せます。
(出典:http://www.100layercake.com/)
いかがでしたか?
結婚式披露宴でドレスコードの指定をするのはなかなか難しいですが、二次会なら十分可能ですのでパーティーコンセプトに合わせたドレスコードを考えてみてくださいね。