
結婚式のお呼ばれドレスを探していて、「かわいいと思って着てみたのに、なぜか上半身が大きく見える」「ふんわりしたドレスより、シンプルなワンピースの方がしっくりくる」と感じたことはありませんか。
そんなドレス選びのヒントの一つとして使われているのが「骨格診断」です。
骨格診断では、身体の厚みや関節、筋肉・脂肪の付き方などの見え方から、一般的に
の3タイプに分けて、似合いやすい服のシルエットや素材を考えます。
その中で骨格ストレートは、一般に上半身に立体感があり、身体そのものにメリハリを感じやすいタイプとして紹介されます。
そのため結婚式ドレスでは、装飾をたくさん重ねるよりも、
などを選ぶと、ドレス本来の美しさを活かしやすくなります。
ただし、骨格診断は「着てはいけない服」を決めるものではありません。
パフスリーブやレース、Aライン、チュールなども、ボリューム・位置・素材を調整すれば十分楽しめます。
この記事では、骨格ストレートの女性が結婚式ドレスを選ぶときに意識したいシルエット・ネックライン・素材・丈・袖から、THE DRESSでレンタルできるおすすめブランドドレス6選まで詳しく解説します。
骨格ストレートの結婚式ドレス|最初に押さえたいポイント
・骨格診断はドレス選びの参考として使う
・縦のラインがあるIラインは取り入れやすい
・Vネックなど首元に適度な抜けがあるデザインも候補
・ウエスト位置は極端に高すぎず、自然な位置を意識する
・身体へ張り付きすぎない適度な厚み・ハリ・落ち感のある素材を選ぶ
・フリルやギャザーは量と位置を確認する
・ロング丈・ミモレ丈ともに選択肢になる
・骨格タイプより、商品実寸と自分が心地よく着られることを優先する
目次 [閉じる]
骨格ストレートは、骨格診断の考え方では、身体に立体感があり、上半身にも存在感が出やすいタイプとして説明されることが多くあります。
そのため、服そのものに非常に大きな装飾やボリュームを追加するより、身体のラインを必要以上に飾らず、すっきり見せるデザインが候補になります。
ただし、同じ骨格ストレートとされる方でも、
はそれぞれ異なります。
「骨格ストレート向け」と書かれているだけで選ばず、必ず実際の商品サイズも確認しましょう。
レンタルドレスのサイズ確認については、レンタルドレスのサイズ選び完全ガイド|失敗しない実寸の測り方も参考にしてください。
骨格ストレートのドレス選びで、まず候補にしやすいのがIラインです。
肩から裾まで縦方向に自然につながるため、ドレスの装飾よりも全身のシルエットをきれいに見せやすくなります。
特に、
デザインは取り入れやすいでしょう。
Iラインなら何でもよいわけではありません。
バスト・ウエスト・ヒップの実寸がぎりぎりだと、生地が横方向へ引っ張られ、本来の縦ラインが崩れることがあります。
「身体にぴったり密着するIライン」ではなく、ドレスと身体の間に適度なゆとりがあるIラインを意識してください。
骨格ストレートでは、首元をすべて覆うより、適度に抜けのあるネックラインを取り入れるとすっきり見える場合があります。
代表的なのがVネックです。
V字のラインによって、顔から胸元へ縦方向の視線を作りやすくなります。
そのほか、
なども候補になります。
Vネックだからといって、深ければ深いほどよいわけではありません。
結婚式では前かがみになったときの見え方も確認し、胸元が大きく開きすぎないデザインを選びましょう。
バストが気になる方は、バストが大きい女性の結婚式ドレス|胸元を上品に見せる選び方も参考にしてください。
ウエスト切り替えは、自然なウエスト位置に近いデザインが使いやすいでしょう。
胸下ですぐ切り替える極端なハイウエストは、デザインによっては上半身へ視線が集中する場合があります。
一方、
デザインなら全体のバランスを整えやすくなります。
骨格ストレートのスタイリングでは、素材選びもよく重視されます。
結婚式ドレスなら、
などが候補になります。
非常に薄い生地が身体へ張り付くより、ドレスそのもののシルエットを保てる素材の方が、ラインを整えやすいでしょう。
レース・フリル・パール・刺繍など、結婚式ドレスには華やかな装飾が多く使われます。
骨格ストレートの場合も、もちろん装飾を楽しめます。
ポイントは、全身にボリュームを重ねるのではなく、
など、華やかなポイントを絞ることです。
| シルエット | 選び方 | チェックポイント |
|---|---|---|
| Iライン | 特に取り入れやすい | バスト・ヒップがタイトすぎないか |
| Aライン | 広がりが控えめなら候補 | スカートのボリュームが大きすぎないか |
| フィット&フレア | ウエスト位置を確認 | 胸下が極端にタイトでないか |
| コクーン | 立体感が強すぎないものを選ぶ | 横方向のボリューム |
| ロングドレス | 縦ラインを作りやすい | 着丈と靴の高さ |
「骨格ストレートはIラインしか似合わない」と考える必要はありません。
Aラインも十分選択肢です。
ポイントは、スカート部分が何層にも大きく広がるデザインより、
デザインを選ぶことです。
また、ヒップや太もものラインが気になる場合にはAラインの方が快適なケースもあります。
詳しくは、下半身が気になる女性の結婚式ドレス|ヒップ・太ももを自然にカバーをご覧ください。
骨格ストレート向けの記事では「パフスリーブは苦手」と紹介されることがありますが、一律に避ける必要はありません。
袖のボリュームが肩のすぐ横に大きく出るデザインでは、上半身にさらにボリュームが加わって見える場合があります。
一方、
なら取り入れやすいこともあります。
「パフだからNG」と判断するより、ボリュームが身体のどこに出るかを確認しましょう。
もちろん着用できます。
レースドレスを選ぶ場合は、
ものを選ぶと、レースの華やかさとすっきりしたラインを両立できます。
例えば、身頃はシンプルなIラインで、袖だけ繊細なレースになっているドレスは、結婚式でも使いやすいでしょう。
膝下〜ふくらはぎ程度のミモレ丈は、ホテルウェディングからレストランウェディングまで幅広く使いやすい長さです。
パンプスまで含めて縦方向につながるコーディネートを意識すると、すっきりした印象になります。
足首前後のロングドレスも、骨格ストレートに取り入れやすい選択肢です。
特にIラインや落ち感のあるロング丈なら、肩から足元まで縦のラインを作りやすくなります。
ただし、身長に対して長すぎるドレスは裾を踏む可能性があります。
THE DRESS公式サイズガイドを参考に、手持ちのワンピースとの着丈比較も行いましょう。
結婚式なら、
など、ドレス自体の形がきれいに出る素材が候補です。
シフォンやチュールを避ける必要もありません。
ただし、細かなギャザーを何層も重ねるより、身頃はシンプルにし、袖や裾だけ透け感を取り入れる方がすっきり見えやすいでしょう。
骨格ストレート向けにシンプルなドレスを選ぶと、「結婚式なのに地味にならない?」と感じるかもしれません。
その場合は、
などで華やかさを追加できます。
ドレスの装飾を増やしすぎず、アクセサリーで結婚式らしさを調整するとコーディネートしやすいでしょう。
骨格ストレートという分類だけでドレスサイズを決めることはできません。
特に袖あり・Iラインのドレスでは、
を確認しましょう。
THE DRESSの商品ページに掲載しているバスト・ウエスト・ヒップなどの寸法は、身体を一周測ったヌード寸法ではなく、ドレスを平置きして測った実寸です。
普段きれいに着られているワンピースを平置きし、同じ位置を測って比較する方法がおすすめです。
詳しくは、レンタルドレスのサイズ選び完全ガイドをご覧ください。
ここからは、THE DRESSでレンタルできるブランドドレスから、骨格ストレートのドレス選びで参考にしやすい6着をご紹介します。
主に、
を基準に選びました。
なお、骨格ストレートだから必ず似合う、他タイプだから似合わないという意味ではありません。
実寸・身長・好みも含めて一着を選んでください。
すっきりとしたVネックと、ハリのある素材が印象的なJIL SANDERのブラックロングドレスです。
リネンを含んだ生地をたっぷり使いながら、上半身は装飾を抑えたミニマルなデザイン。
Vネックによる縦のラインと、アシンメトリーなロングスカートによって存在感のあるスタイルに仕上がります。
骨格ストレートのドレス選びで、Vネック・ハリのある素材・シンプルな上半身を参考にしたい方におすすめです。
ブランドサイズ38・Lサイズ相当で、着丈は最短124cm〜最長133cm。
肩幅36cm、バスト44cm、ウエスト45cm、ヒップ49cmで伸縮性はありません。
THE DRESSでは身長160cm以上の方向けとして案内しています。
すっきりしたロングIラインに、花びらをモチーフにしたエンブロイダリーレースの袖を組み合わせたMURRALのドレスです。
華やかなデザインを袖先に集め、身頃は縦長のシンプルなラインにまとめているのが特徴。
レースを楽しみながらも、全身に装飾を広げすぎないデザインです。
シンプルなIラインをベースに、結婚式らしい刺繍・レースも楽しみたい方におすすめです。
着丈129cm、ブランドサイズ1・Mサイズ相当。
肩幅36cm、バスト45cm、ウエスト41cm、ヒップ50cmで伸縮性はありません。
身長160cm以上の方向けで、特にウエスト・ヒップの実寸を確認してください。
すっきりとしたIラインをベースに、袖のフレア切り替えとパールをアクセントにしたUNITED ARROWSのネイビードレスです。
装飾は袖とパールに絞り、身頃はシンプル。
さらりとした生地と縦長シルエットで、結婚式からホテルでの式典まで幅広く取り入れやすいデザインです。
過度に身体を絞らず、ベーシックなIラインを着たい方におすすめです。
着丈106cm、サイズ38・Mサイズ相当。
肩幅35cm、バスト47cm、ウエスト48cm、ヒップ49cmで若干の伸縮性があります。
ウエストにも比較的ゆとりがある作りです。
ジョーゼット生地にフローラル刺繍を施したMame Kurogouchiのブラックドレスです。
着丈の長いゆったりとしたIラインで、首元と袖に華やかなポイントを作りながら、身頃そのものはすっきりとしたデザイン。
生地にも適度な厚みがあり、身体に薄く張り付く印象を抑えやすい一着です。
縦長のIラインと、適度に存在感のある素材を組み合わせたい方におすすめです。
ブランドサイズ2・Mサイズ相当で、THE DRESSでは9号程度が目安。
肩幅・バストは細身のため、予約前に実寸を確認してください。
レーヨンシルクの光沢とハリ感が美しい、JIL SANDERのブラックドレスです。
デザインの主役はフリルスリーブですが、身頃・スカートはシンプル。
柔らかなフリルを全身に重ねるのではなく、袖だけにボリュームを持たせているため、華やかさをポイント使いしたい場合の参考になります。
シンプルなドレスをベースに、袖だけに華やかなアクセントを取り入れたい方におすすめです。
着丈115cm、ブランドサイズ34・Sサイズ相当。
肩幅39cm、バスト43cm、ウエスト35cm、ヒップ54cm、二の腕幅13cmで伸縮性はありません。
肩・バスト・二の腕は細身なので、実寸を必ず確認しましょう。
総レースとケープデザインが上品なCELFORDのブラックドレスです。
レースを全面に使いながら、シルエットそのものは大きく膨らませず、すっきりとしたフォーマルスタイルにまとまります。
首元の襟は取り外し可能なので、顔まわりを少しシンプルに見せたい場合にはコーディネートを調整できます。
骨格ストレートでもレースドレスを楽しみたい方や、結婚式らしい華やかさを重視したい方におすすめです。
着丈105cm、ブランドサイズ38・Mサイズ相当。
肩幅36cm、バスト44cm、ウエスト42cm、ヒップ48cmで伸縮性はありません。
ケープ部分のみ透け感があり、身頃には裏地があります。
骨格ストレートのドレス選びでは、装飾をすべてなくす必要も、Iラインだけに限定する必要もありません。
まず全体のシルエットをすっきり整え、レース・刺繍・フリルなどの華やかな要素をポイントとして加えると、結婚式らしいスタイルを作りやすくなります。
バッグも、ドレス同様にデザインを盛りすぎなくても十分華やかに見せられます。
例えば、
など。
ドレスにレースや刺繍がある場合は、バッグをシンプルにすると全身のバランスがまとまりやすくなります。
結婚式では、上品なパンプスが最も取り入れやすいでしょう。
ドレスと近い色、あるいはブラック・ベージュ・シルバー・ゴールドなどを選ぶとコーディネートをまとめやすくなります。
骨格タイプを理由に高いヒールを履く必要はありません。
長時間無理なく歩ける高さを優先してください。
骨格診断の記事を見ると、
のように書かれていることもあります。
しかし、実際のドレスは一つの要素だけでできているわけではありません。
例えばパフスリーブでも、
なら印象は変わります。
Aラインでも、ギャザーが少なく、落ち感のある生地ならすっきり着られることがあります。
「骨格ストレートだからNG」ではなく、ボリュームがどこにあり、全身でどう見えるかを確認してください。
骨格ストレートというタイプと、実際のサイズの悩みは同じものではありません。
例えば同じ骨格ストレートでも、
など悩みはさまざまです。
その場合には、骨格タイプよりも実際に気になる部分を優先してドレスを選びましょう。
お腹・ウエストについては、お腹・ウエストが気になる結婚式ドレス|体型を拾いにくいシルエットも参考になります。
A.いいえ。Iラインは取り入れやすい選択肢ですが、広がりを抑えたAラインやロングドレスなども選べます。シルエット全体と実寸を確認してください。
A.Vネックは縦のラインを作りやすいデザインですが、必須ではありません。適度に開いたラウンドネックやスクエアネック、ノーカラーなども候補です。
A.必ず避ける必要はありません。首元だけでなく、身頃のシルエット・素材・袖とのバランスで印象は変わります。ハイネックでも縦に落ちるシンプルなドレスなら似合う方もいます。
A.レースも着用できます。全身に細かな装飾を重ねるより、袖・首元など一部にレースを取り入れ、身頃をシンプルにするとすっきりまとめやすいでしょう。
A.ロング丈は縦のラインを作りやすいため選択肢になります。ただし、丈が長すぎると歩きにくくなるため、自分の身長と手持ちワンピースの着丈を比較してください。
A.一律に避ける必要はありません。肩部分に大きなボリュームがあるデザインでは上半身が強調される場合がありますが、袖先だけ広がるデザインや、身頃がシンプルなものなら取り入れやすいこともあります。
A.必要以上に大きなサイズはおすすめできません。肩線が落ちたり、首元が浮いたりして本来のシルエットが崩れることがあります。商品実寸と手持ちのワンピースを比較してください。
A.もちろん選べます。骨格診断はあくまでスタイリングのヒントの一つです。実寸・会場・結婚式マナー・自分が好きだと思えるデザインを優先して問題ありません。
骨格ストレートの結婚式ドレス選びでは、身体を隠すことより、もともとの立体感を活かしながら全身のシルエットを整えることを意識してみましょう。
特に覚えておきたいポイントは次のとおりです。
骨格診断は、選択肢を狭めるためではなく、「なぜこのドレスはしっくりくるのだろう?」を考えるためのヒントとして活用するのがおすすめです。