
結婚式のお呼ばれドレスを探していると、「ウエストはMサイズなのに、胸まわりだけきつい」「バストに合わせると全体が大きく見える」「胸元を強調しすぎず、上品に着られるドレスが見つからない」と悩む女性も多いのではないでしょうか。
バストが大きい方のドレス選びで大切なのは、胸を隠すことでも、無理に小さく見せることでもありません。
バスト部分に必要なゆとりを確保しながら、肩・ウエスト・ネックラインとのバランスが整ったドレスを選ぶことで、自然で上品なシルエットを作りやすくなります。
特に結婚式では、胸元が大きく開きすぎたり、バスト部分だけ生地が引っ張られたりすると、自分自身が着用中に気になってしまうこともあります。
そこでこの記事では、バストが大きい女性に向けて、胸元を上品に見せるネックライン・シルエット・袖・素材の選び方から、レンタルドレスで失敗しないサイズ確認、インナーの考え方まで詳しく解説します。
THE DRESSでレンタルできる、おすすめブランドドレス6選もご紹介します。
目次 [閉じる]
ドレスを選ぶとき、「ファスナーが閉まれば着られる」と考えてしまいがちですが、バスト部分がぎりぎりのサイズでは、きれいなシルエットにならないことがあります。
例えば、バストが窮屈すぎると、
といった状態になる場合があります。
そのため、バスト部分は「なんとか入るサイズ」ではなく、ドレス本来のラインが崩れない程度のゆとりがあるサイズを選ぶことが大切です。
普段Mサイズを着ている方でも、
「ウエストはMだけれど、バストだけLに近い」
というケースは珍しくありません。
反対に、商品ページでLサイズと表示されていても、ブランドによっては肩やバストがコンパクトな場合もあります。
そのため、S・M・Lは候補を探す目安として使い、最終的には商品実寸で確認することが重要です。
詳しくは、レンタルドレスのサイズ選び完全ガイド|失敗しない実寸の測り方をご覧ください。
THE DRESSの商品ページに掲載されている「バスト50cm」などの寸法は、身体を一周測ったヌードサイズではありません。
ドレスを平置きした状態で、胸まわりを横方向に測った実寸です。
そのため、
「自分のバストが95cmだから、商品ページのバスト50cmなら大丈夫」
というように、単純に数字を2倍して判断するよりも、自分が現在きれいに着られているワンピースを平置きして比較する方法がおすすめです。
バストまわりに無理がなく、自分がきれいに着られているワンピースを用意します。
平らな場所に置いて、
を測ってみましょう。
この数値とレンタルしたいドレスの商品実寸を比較すると、「いつものMサイズ」という感覚だけで選ぶよりも判断しやすくなります。
採寸位置については、THE DRESS公式サイズガイドをご確認ください。
バストが大きい方がまず確認したいのが、胸まわりの切り替え位置です。
胸の途中を横切るような切り替えや、バストのすぐ下を非常にタイトに絞ったデザインは、体型によっては胸を強調して見せることがあります。
一方、
などは、バストだけに視線が集中しにくく、全身のシルエットを整えやすいでしょう。
バストが大きいと、「とにかく首元を隠した方がいい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、首元から胸元までを完全に覆うデザインが必ずしもすべての方に合うとは限りません。
適度にデコルテが見える、
なども選択肢です。
首元に適度な余白ができることで、顔まわりから胸元までをすっきり見せやすくなります。
ただし、Vネックが深すぎると結婚式では胸元の露出が気になることがあります。必ず実際の開きの深さを確認しましょう。
ハイネックやスタンドカラーも、もちろん選べます。
この場合は、胸元全体が一枚の平らな面に見えるデザインより、
などが入っていると、視線を縦方向へ流しやすくなります。
胸元だけを見てドレスを選ぶのではなく、全身を見たときの縦ラインも重要です。
肩から裾まで自然につながるIラインや、縦方向へ落ちるドレープは、視線を上下へ導き、すっきりとした印象を作りやすくなります。
ロング丈やミモレ丈を合わせれば、胸元だけではなく全身のバランスを整えやすくなります。
バストが大きい方は、上半身全体にボリュームを感じることもあります。
そのため、「袖も大きくして全部隠そう」とすると、ドレスによっては上半身がさらに大きく見える場合があります。
取り入れやすいのは、
などです。
一方でパフスリーブやボリュームスリーブも、ドレス全体とのバランスが合えば問題ありません。
「バストが大きいからこの袖は絶対NG」と決めるのではなく、正面から見た全身のシルエットで判断しましょう。
薄く柔らかすぎる生地がバストにぴったり張り付くと、身体のラインをそのまま拾いやすくなります。
一方、硬く厚い素材だから必ず安心というわけでもありません。
おすすめなのは、
など、ドレス本来のシルエットを保ちやすい素材です。
バストとのメリハリを付けるために、ウエストをできるだけ細く絞ったドレスを選びたくなるかもしれません。
しかし、胸下やウエストを強く締めると、その対比でバストがより強調される場合もあります。
大切なのは細さではなく、ウエストの切り替え位置が自分の身体に合っていることです。
自然なウエストラインや、ストンと落ちるシルエットも候補に入れてみましょう。
最も避けたいのが、胸まわりだけがぎりぎりの状態です。
ファスナーが閉まっても横ジワが出たり、胸元が引っ張られたりする場合は、そのドレス本来のシルエットが出ていない可能性があります。
胸元に大きなフリルやギャザー、立体的な装飾が集中すると、上半身のボリュームが強調される場合があります。
華やかなデザインを楽しみたい場合は、袖・裾・背面などに装飾があるドレスも候補です。
Vネックはデコルテをすっきり見せやすい一方、開きが深すぎると、結婚式では胸元が気になって落ち着かないことがあります。
前かがみになったときの見え方まで確認しましょう。
「胸が入らなかったら困るから」と、必要以上に大きなサイズを選ぶのもおすすめできません。
バストには余裕ができても、
など、別の部分でフィットしなくなる場合があります。
大きいサイズ全般の選び方については、大きいサイズの結婚式ドレス選び|Lサイズでもすっきり見えるポイントも参考にしてください。
ドレス選びと同じくらい重要なのが、当日に着用するインナーです。
同じドレスでも、ブラジャーの形によってバスト位置や胸元の見え方が変わることがあります。
レンタルドレスを予約してから、
「手持ちのブラが見えてしまう」
「ストラップが出る」
「胸元の開きとブラの形が合わない」
と気づくことがあります。
商品画像を確認するときは、
もチェックしましょう。
インナーも、「胸をできるだけ小さくしなければ」と考える必要はありません。
自分が普段快適に着用でき、ドレスの胸元・背中・肩から見えず、バスト位置が安定するものを選ぶことが大切です。
現在バストまわりがきれいに収まり、肩やウエストも合っているワンピースを用意します。
特にバストだけでなく、肩幅も確認してください。
袖ありドレスでは、肩が小さいとバスト部分まで引っ張られることがあります。
S・M・Lの表示よりも、平置き実寸を比較します。
ドルマンスリーブなど特殊なシルエットの場合は、通常の肩幅・バスト寸法が記載されていない商品もあるため、商品説明も確認しましょう。
同じバスト実寸でも、伸縮性の有無やファスナー位置によって着用感は異なります。
背中ファスナーの細身ドレスと、前開き・ファスナーなしのゆったりしたドレスでは、着脱のしやすさも変わります。
商品レビューに自分と近い普段サイズ・身長の方がいれば、サイズ感や丈感の参考になります。
ただし、同じMサイズでも体型は人によって異なるため、レビューだけで決めず実寸とあわせて確認しましょう。
ここからは、THE DRESSでレンタルできるブランドドレスの中から、バスト部分にゆとりを取りやすいものや、胸元を上品に見せやすいシルエットの6着をご紹介します。
なお、「バストが大きければ必ず着られる」という意味ではありません。バストだけでなく、肩幅・ウエスト・ヒップ・二の腕なども含め、ご自身の手持ちのワンピースと商品実寸を比較してください。
ドルマンスリーブと、とろみのある生地の美しいドレープが特徴のMame Kurogouchiのドレスです。
肩からバストにかけてゆったりと生地が落ちるため、胸まわりだけをぴったりと沿わせないシルエット。首元の繊細な刺繍が視線を顔まわりへ導き、アクセサリーを重ねなくても華やかに見せられます。
胸まわりの切り替えが少なく、柔らかなドレープで上半身を自然に見せたい方におすすめです。
ドルマンスリーブのため通常の肩幅・バスト寸法は設定されていませんが、THE DRESSでは平置きのおおよその身幅50cmが目安として案内されています。ウエスト55cm、ヒップ53cmで、ブランドサイズ2・Mサイズ相当です。
すっきりとしたロングシルエットと、繊細なフローラル刺繍の袖が美しいMame Kurogouchiのブラックドレスです。
胸元に大きな装飾や切り替えがなく、肩から裾へ自然につながる縦長のシルエット。袖の透け感によってブラックでも重く見えすぎません。
バスト部分だけを強調せず、全身を縦長にすっきりまとめたい方におすすめです。
着丈123cm、ブランドサイズ3・Lサイズ相当。バスト49cm、ウエスト49cm、ヒップ50cmの平置き実寸です。伸縮性はないため、手持ちのドレスと比較してゆとりを確認してください。
金木犀をモチーフにした繊細な刺繍と、落ち感のあるAラインシルエットが印象的なLOKITHOのブラックドレスです。
首元と袖に視線を引く刺繍がある一方、身頃はすっきりとしたデザイン。厚みのあるポンチ素材が身体のラインを拾いすぎず、バストから裾にかけて自然に落ちるシルエットを作りやすい一着です。
胸元に大きなフリルやギャザーを入れず、上半身から裾まで自然なAラインで見せたい方におすすめです。
着丈116cm、ブランドサイズ2・Mサイズ相当。バスト48cm、ウエスト52cm、ヒップ63cmの平置き実寸で、生地には若干の伸縮性があります。バストだけでなく肩幅45cmも、手持ちのワンピースと比較して確認しましょう。
前身頃から袖にかけてあしらわれた、美しいフラワーモチーフのレースが印象的なMURRALのネイビードレスです。
落ち感のある柔らかな生地を使用し、縦にすっきりと見えるロングシルエット。胸元に立体的なフリルを重ねるのではなく、レースの柄で華やかさを表現しているため、上半身を上品にまとめやすいデザインです。
胸元を過度に強調せず、レースのデザインで華やかな結婚式スタイルを楽しみたい方におすすめです。
着丈128cm、ブランドサイズ1・Mサイズ相当。バスト45cm、ウエスト43cm、ヒップ54cmで伸縮性はありません。バスト寸法には大きなゆとりがある商品ではないため、今回の6着の中でも特に手持ちのドレスとの実寸比較をしっかり行いましょう。
上質なウールシルク素材による、立体的なラウンドシルエットが美しいHARUNOBUMURATAのブラックドレスです。
身体へぴったり沿わせるのではなく、ドレスそのもののフォルムで美しいシルエットを作るデザイン。胸元にも大きな切り替えや装飾がなく、首元のシルバーボタンが視線のアクセントになります。
バストまわりにゆとりを確保しながら、身体のラインを直接拾わないモダンなドレスを選びたい方におすすめです。
着丈123cm、ブランドサイズ36・Sサイズ表記ですが、バスト・ウエスト・ヒップはいずれも平置き55cmと身幅にゆとりがあります。肩幅も50cmあります。サイズ表記だけで判断せず、手持ちのワンピースとの実寸比較をおすすめします。
ウール90%・シルク10%の裏地付き素材で、THE DRESSでは気温の低い季節の利用が推奨されています。
モロッコの伝統建築から着想を得た、ステンドグラスのような袖のグラフィックが印象的なMame Kurogouchiのドレスです。
ネイビーの身頃には適度なゆとりがあり、胸元そのものには大きなフリルや装飾を置かず、シフォン袖のデザインへ視線を分散できるのが特徴。裾のヘムラインによって、足元もすっきりと見せられます。
胸元はシンプルにまとめつつ、袖のデザインで華やかさと個性を取り入れたい方におすすめです。
着丈113cm、ブランドサイズ2・Mサイズ相当。バスト48cm、ウエスト50cm、ヒップ53cmの平置き実寸で、伸縮性はありません。身頃にはゆとりがありますが、バスト寸法は必ずご自身の手持ちのワンピースと比較してください。
バストが大きい方のドレス選びでは、「胸を隠せるドレス」だけを探す必要はありません。
自分のバスト実寸にきちんと合い、肩・ウエスト・ヒップとのバランスが整った一着を選ぶことが、最も自然で上品な着こなしにつながります。
バストが大きい方は、ドレスだけでなくネックレスの長さによっても胸元の印象が変わります。
長めのネックレスがバストトップ付近まで下がると、胸元に視線が集まりやすくなる場合があります。
胸元をすっきりまとめたいなら、
なども選択肢です。
刺繍の襟やレース、高めのネックラインなど、首元そのものにデザインがある場合は、ネックレスを付けない方がすっきり見えることがあります。
代わりにパールイヤリングや小ぶりなビジューを合わせれば、顔まわりに華やかさを加えられます。
「胸元を隠すためにストールを使いたい」と考える方もいるかもしれません。
ただし、胸まわりにストールの生地が何重にも重なると、逆に上半身へボリュームが出る場合があります。
露出を調整したいなら、
方法も検討してみましょう。
A.どちらも選べます。浅めのVネックはデコルテに適度な抜けを作りやすく、ハイネックは露出を抑えやすいのが特徴です。ハイネックの場合は、縦のドレープや落ち感のある素材を選ぶと、胸元全体をすっきり見せやすくなります。
A.必ずしもそうではありません。バストに合わせてサイズを上げた結果、肩・ウエスト・首元が大きすぎる場合があります。S・M・Lではなく、バスト・肩幅・ウエストなどの商品実寸を確認してください。
A.一律に似合わないわけではありません。縦方向にドレープがあるもの、柔らかく落ちる素材、首元に刺繍などのポイントがあるものなど、全体のデザインによって印象は変わります。
A.どちらも選択肢です。Iラインは縦のラインを作りやすく、Aラインはウエストから裾へ自然に広がるため全身のバランスを取りやすいのが特徴です。バストだけでなく、ウエスト・ヒップとのバランスで選びましょう。
A.ブラックは落ち着いた印象を作りやすいカラーですが、黒でなければならないわけではありません。ネイビー、ブルー、グリーン、ブラウンなども、サイズとシルエットが合っていれば上品に着こなせます。
A.必ず避ける必要はありません。ただし、大きなパフスリーブと胸元の装飾が重なると上半身にボリュームが集中する場合があります。ドレス全体を正面から見たバランスで判断しましょう。
A.バストが最も窮屈になりやすいデザインなら、まずバスト実寸を優先して確認します。ただし、そのサイズで肩やウエストが大きすぎないかも同時に確認してください。単純にLサイズを選ぶのではなく、商品ごとの実寸で比較することが大切です。
A.現在きれいに着られているワンピースを平置きし、バスト・肩幅・ウエスト・ヒップ・着丈を測って商品ページの実寸と比較する方法がおすすめです。伸縮性やレビュー、胸元・背中の開きもあわせて確認しましょう。
バストが大きい女性の結婚式ドレス選びでは、「胸を小さく見せなければ」「体型を隠さなければ」と考える必要はありません。
大切なのは、自分の身体に合った実寸とシルエットを選び、ドレス本来のラインをきれいに出すことです。
特に意識したいのは次のポイントです。
「バストが大きいから着られるドレスが少ない」と考えるのではなく、サイズ表記にとらわれず、自分に合う実寸とデザインを探してみてください。
THE DRESSでは、Iライン・ドルマンスリーブ・ロングドレス・Lサイズなど、さまざまなシルエットのブランドドレスをレンタルできます。