
結婚式のお呼ばれドレスを探していると、「ウエストは入るのにヒップだけきつい」「正面は気にならないけれど、横から見たときに太もものラインが出る」「タイトなドレスを着ると座ったときに窮屈」と悩む女性も多いのではないでしょうか。
下半身が気になる場合、無理に身体を隠そうとして大きなサイズを選ぶ必要はありません。
大切なのは、ヒップや太ももに必要なゆとりがあり、ドレス本来のシルエットがきれいに出る一着を選ぶことです。
ウエストから裾へ自然に広がるAラインはもちろん、ヒップを包み込むコクーンシルエットや、身幅に余裕のあるIラインなども候補になります。
反対に、どれだけおしゃれなドレスでも、ヒップ部分が小さすぎると、生地が横へ引っ張られたり、裾が持ち上がったり、歩きにくくなったりすることがあります。
この記事では、ヒップ・太ももなど下半身が気になる女性に向けて、結婚式ドレスのシルエット・丈・ウエスト位置・素材・サイズ確認のポイントから、インナー・靴・アクセサリーまで詳しく解説します。
THE DRESSでレンタルできる、下半身のラインを拾いにくいブランドドレス6選もご紹介します。
下半身が気になる女性のドレス選び|最初に押さえたいポイント
・ヒップにぴったり張り付かないサイズを選ぶ
・Aラインはウエストから裾へ広がり、ヒップ・太もものラインを拾いにくい
・コクーンシルエットもヒップに自然なゆとりを作りやすい
・Iラインでもヒップ実寸に余裕があれば選択肢になる
・「普段MだからM」ではなく商品ごとのヒップ実寸を確認する
・ミモレ〜ロング丈なら太ももを自然にカバーしやすい
・ハリが強すぎる生地・薄く張り付く生地は着用時の見え方を確認する
・大きいサイズを選ぶだけではなく、肩・バスト・ウエストとのバランスも見る
目次 [閉じる]
ヒップや太ももが気になると、「とにかく幅の広いドレスを選べば安心」と考えてしまうかもしれません。
しかし、サイズを必要以上に大きくすると、
ことがあります。
下半身が気になる場合は、「身体全体を大きく覆う」よりも、ヒップ・太ももの部分だけに適度なゆとりがあるシルエットを探すことがポイントです。
| シルエット | 特徴 | 下半身との相性 |
|---|---|---|
| Aライン | ウエスト付近から裾へ向かって広がる | ヒップ・太もものラインを拾いにくい |
| コクーン | 腰・ヒップ周辺に丸みやゆとりがあり、裾へ向かって少し細くなる | ヒップまわりを身体から離して見せやすい |
| Iライン | 肩から裾まで縦に落ちる | ヒップ実寸に十分な余裕があれば縦ラインを作りやすい |
「下半身が気になるならAラインしか着てはいけない」ということではありません。
コクーンやIラインでも、実際のヒップ寸法と生地の落ち方が合っていれば、きれいに着用できます。
ヒップ・太もものラインを拾いにくい代表的なシルエットがAラインです。
上半身からウエスト付近までは比較的すっきりし、そこから裾へ向かって自然に広がるため、腰から下を身体に密着させずに着用できます。
特に、
という方には候補にしやすいでしょう。
ただし、Aラインならボリュームが大きいほどよいわけではありません。
スカートが大きく広がるデザインは華やかですが、会場や身長によってはドレス自体の存在感が強くなります。
結婚式ゲストなら、腰から自然に落ちるAラインや、柔らかなドレープのあるシルエットが取り入れやすいでしょう。
コクーンシルエットは、身体に沿うのではなく、ヒップ周辺に丸みのある空間を作るデザインです。
タイトなIラインのようにヒップの輪郭をそのまま見せにくく、それでいてフレアスカートほど裾が大きく広がらないのが特徴です。
シンプルなデザインなら、
にも取り入れやすいでしょう。
「下半身が気になるならIラインは絶対NG」と考える必要はありません。
重要なのは、商品ページのヒップ実寸です。
身体へぴったり沿うタイトなIラインではなく、
といったデザインなら、縦のラインを活かしながら着用できます。
反対に、ヒップ部分がぎりぎりだと、生地が横へ引っ張られてIライン本来の美しさが出にくくなります。
ファスナーが閉まったからといって、そのサイズが必ず合っているとは限りません。
ヒップ部分が小さすぎると、
といった状態になる場合があります。
結婚式では長時間座ったり、階段を上り下りしたり、写真撮影で動いたりするため、立っているだけでなく実際に動いたときの余裕も必要です。
THE DRESSの商品ページに掲載されているバスト・ウエスト・ヒップは、身体を一周測ったヌード寸法ではなく、ドレスを平置きして測った実寸です。
そのため、自分の身体のヒップサイズと商品ページの数値を単純に比較するのではなく、現在きれいに着られているワンピースを平置きして比べる方法がおすすめです。
ヒップまわりに無理がなく、座ったときも快適なワンピースを用意します。
平らな場所に置き、
を測り、レンタルしたい商品と比較します。
採寸位置は、THE DRESS公式サイズガイドで確認できます。
さらに詳しいサイズ選びは、レンタルドレスのサイズ選び完全ガイド|失敗しない実寸の測り方をご覧ください。
ウエストとヒップのサイズ差が大きい場合、タイトドレスではヒップに合わせてサイズを上げると、今度はウエストが余ることがあります。
その場合は、ウエスト付近でサイズが決まり、そこから下が広がるAラインを選ぶと調整しやすくなります。
ウエスト切り替えが自分の腰骨付近より低すぎると、スカートが広がり始める位置も下がり、ヒップに生地が沿う場合があります。
反対に、自然なウエスト位置や少し高めの位置から広がるデザインなら、ヒップ周辺に余裕を作りやすくなります。
太もも周辺までしっかりカバーしたい場合は、膝丈よりもミモレ丈〜ロング丈が使いやすいでしょう。
長さがあることで、ヒップだけでなくドレス全体へ視線が広がりやすくなります。
ロングドレスについては、結婚式にロングドレスはOK?丈のマナーと大人のお呼ばれコーデも参考にしてください。
非常に薄く柔らかい素材は、身体のラインを拾いやすい場合があります。
一方、
などは、ドレス本来のシルエットを保ちやすくなります。
ヒップまわりを目立たせたくない場合、腰の両脇に大きなフリルやポケット、立体装飾が集中したデザインは、視線が腰まわりに集まりやすくなることがあります。
華やかさは、
などで取り入れる方法もあります。
ヒップが気になる場合は、正面画像だけでなく、背面・側面の商品画像も確認しましょう。
特に、
を見ると、着用イメージをつかみやすくなります。
Mサイズのタイトドレスがヒップだけきついからといって、すぐLサイズにする必要はありません。
Lサイズにすると肩・胸元まで大きくなってしまう場合は、MサイズのAラインやコクーンを探す方が身体に合うこともあります。
最も注意したいのが、ヒップ部分にほとんど余裕のないタイトドレスです。
サイズが合っていない状態では、かえってヒップラインが強調されやすくなります。
柔らかな素材そのものが悪いわけではありませんが、静電気などで身体へ密着すると下半身のラインが出やすくなることがあります。
大きなペプラムや腰位置の立体装飾などは、デザインによっては腰まわりへ視線が集まります。
気になる場合は、装飾の位置を変えてみましょう。
「体型を隠したいから」と必要以上に大きなドレスを選ぶと、全身のバランスが崩れることがあります。
下半身に必要なゆとりを確保しつつ、肩・バストが合うサイズを選ぶことが大切です。
ブラックは落ち着いたカラーで、結婚式にも取り入れやすい色ですが、下半身が気になるから黒しか着られないということはありません。
ネイビー、ブルー、グリーン、ブラウンなどでも、シルエットとサイズが合っていれば上品に着用できます。
大切なのは色よりも、
です。
ここからは、THE DRESSでレンタルできるブランドドレスの中から、Aライン・コクーン・立体的なシルエットなど、下半身のラインを拾いにくい6着をご紹介します。
なお、「このドレスならどんな体型でも必ずカバーできる」という意味ではありません。
商品ごとのウエスト・ヒップ実寸を、ご自身の手持ちのワンピースと比較して選んでください。
ブラックの身頃から裾へ自然に広がるAラインと、ブルー系の刺繍を施したベルスリーブが印象的なMame Kurogouchiのドレスです。
ウエストからヒップへぴったり沿わせるのではなく、裾へ向かってゆとりが生まれるシルエット。
袖にデザインがあるため、視線を上半身へ分散しやすいのも特徴です。
ヒップ・太ももを自然に包みながら、シンプルすぎないブラックドレスを選びたい方におすすめです。
着丈105cm、ブランドサイズ2・Mサイズ相当。
ウエスト54cm、ヒップ60cmと下半身にゆとりがありますが、肩幅36cm・バスト41cmと上半身は細身です。
金木犀をモチーフにした刺繍と、落ち感のあるAラインシルエットが美しいLOKITHOのドレスです。
厚みのあるポンチ素材が身体へ張り付きにくく、肩から裾まで自然に落ちるデザイン。
首元と袖の刺繍に視線が集まり、ブラック一色でも華やかに見せられます。
ヒップ・太ももの輪郭を拾いにくい、落ち感のあるAラインを探している方におすすめです。
着丈116cm、ブランドサイズ2・Mサイズ相当。
バスト48cm、ウエスト52cm、ヒップ63cmで、生地には若干の伸縮性があります。
ネイビーのすっきりとしたIラインに、花びらをイメージしたエンブロイダリーレースの袖を組み合わせたMURRALのロングドレスです。
縦のラインを強調できるため、Aラインのようにスカートを大きく広げず、全身をすっきりとまとめたい方におすすめ。
袖先の華やかなペタルスリーブに視線が集まりやすく、シンプルな身頃とのバランスも美しい一着です。
下半身を大きく覆うAラインではなく、ヒップに適度な余裕を確保しながら縦長のシルエットを楽しみたい方におすすめです。
着丈129cm、ブランドサイズ1・Mサイズ相当で、THE DRESSでは9号程度・身長160cm以上の方向けと案内されています。
バスト45cm、ウエスト41cm、ヒップ50cmで、伸縮性はありません。
このドレスはIラインのため、ヒップが気になる方は商品ページのヒップ50cmと、普段きれいに着られているワンピースの実寸を必ず比較してください。
ヒップ部分に十分な余裕があれば、身体へぴったり張り付かず、ロング丈の縦ラインを活かして着用できます。
光沢のあるウールシルク素材と、身体から離れる立体的なコクーンシルエットが美しいHARUNOBUMURATAのブラックドレスです。
ウエストやヒップを身体にぴったり沿わせず、ドレスそのもののカッティングで丸みのあるフォルムを作るデザイン。
タイトドレスのように腰や太ももの輪郭をそのまま見せにくいのが特徴です。
ヒップ・太もものラインを自然に包みながら、フレアスカートとは違うモードなシルエットを楽しみたい方におすすめです。
着丈117cm、ブランドサイズ36・Sサイズ相当。
サイズ表記はSですが、バスト56cm、ウエスト59cm、ヒップ59cmと身幅にはゆとりがあります。
肩幅も46cmあるため、サイズ表記だけではなく実寸を基準に選びましょう。
生地には伸縮性がありませんが、もともと身体との間に空間を作るコクーンシルエットです。
「ヒップに合わせるとドレス全体のサイズを上げなければならない」という方にも、比較候補にしたい一着です。
ハリのあるウールシルク素材で、身体から離れた立体的なシルエットを作るHARUNOBUMURATAのドレスです。
ウエストやヒップをぴったりと絞らず、ドレスそのもののフォルムで見せるデザイン。
ブラックの落ち着きに、首元のゴールドボタンがアクセントになります。
下半身だけを隠すのではなく、ドレス全体の立体的なシルエットでモードに着こなしたい方におすすめです。
着丈128cm、ブランドサイズ38・Mサイズ相当。
バスト・ウエスト・ヒップはいずれも55cmで、身幅にはゆとりがあります。
裏地のあるウールシルク素材のため、気温の低い季節に向いた一着です。
ボリュームのあるパフスリーブと、ふんわりとしたコクーンシルエットが印象的なCecilie Bahnsenのブラックドレスです。
凹凸とハリのある生地によって、身体のラインに沿うのではなく、ドレス自体が立体的なフォルムを作るデザイン。
ヒップから太ももまでを直接見せにくく、後ろ姿もブランドらしいリボンデザインで華やかに仕上がります。
ヒップ・太ももの輪郭を拾わず、ボリュームのあるデザインそのものを楽しみながら自然にカバーしたい方におすすめです。
着丈119cm、ブランドサイズUK8・Mサイズ相当で、9号程度が目安です。
バスト42cm、ウエスト37cmに対して、ヒップは63cmとスカート部分にしっかりとゆとりがあります。
ウエストまでは比較的コンパクトで、そこから下半身にボリュームを持たせたシルエットなので、ウエストはMサイズ程度でもヒップ・太ももに余裕が欲しい方にも検討しやすい一着です。
スカート部分には透け感があるため、商品画像で実際の見え方も確認しておきましょう。
下半身が気になる場合でも、Aラインだけに選択肢を限定する必要はありません。
コクーン・立体シルエット・ゆとりのあるIラインなども含め、ヒップ実寸とドレス全体のバランスを確認することで、自分に合うデザインの幅は広がります。
ドレスのシルエットだけでなく、インナーによっても腰・ヒップまわりの見え方が変わることがあります。
薄手のドレスでは、下着の縫い目やゴムの段差が表面に出る場合があります。
シームレスショーツや、ドレスの素材に合ったペチコートなどを使うと、表面をなめらかに整えやすくなります。
体型を強く締め付ける補整下着を必ず着用する必要はありません。
長時間の披露宴でも無理なく過ごせることを優先し、普段から使い慣れているインナーを選びましょう。
下半身の見え方が気になる場合は、ドレスそのものだけでなく、上半身や顔まわりに華やかなポイントを作る方法もあります。
例えば、
などです。
ただし、体型を「隠す」ために装飾を増やしすぎる必要はありません。
ドレスのデザインに合わせて一つか二つポイントを作れば十分です。
「脚を長く見せるために高いヒールを履かなければ」と考える必要はありません。
結婚式では長時間立ったり歩いたりするため、普段履き慣れた高さのパンプスを選ぶことが大切です。
ロング丈なら靴の露出も少なくなるため、高さよりも歩きやすさを優先して問題ありません。
Iラインやタイトシルエットなら、ヒップが最も小さい部分になりやすいため、ヒップ実寸を優先して確認します。
一方、Aラインではヒップ部分に大きなゆとりがあるため、
の方がサイズ選びで重要になる場合があります。
つまり、自分の身体の中で最も大きい部分だけを見るのではなく、「そのドレスのどこが一番身体にフィットする設計か」を確認することが大切です。
A.ヒップ・太もものラインを拾いにくいという意味ではAラインが選びやすいでしょう。ただし、ヒップ実寸に十分な余裕のあるIラインやコクーンも選択肢です。
A.必ずしもLを選ぶ必要はありません。タイトドレスならヒップを優先しますが、AラインならMサイズでも下半身に十分なゆとりがある場合があります。商品ごとの実寸を確認してください。
A.ロング丈は太ももまで自然に覆いやすく、縦長のシルエットも作りやすいため候補になります。ただし、身長とのバランスと着丈を確認しましょう。
A.必ずではありません。ウエスト切り替えが低い場合や、ヒップ部分までタイトなデザインでは、腰まわりに沿うことがあります。どこからスカートが広がっているかを確認してください。
A.デザインによって印象は異なります。コクーンはヒップ周辺に意図的な丸みを作るため、身体の輪郭をそのまま見せにくいのが特徴です。丈や上半身とのバランスを見て選びましょう。
A.ブラックは落ち着いた印象ですが、色だけで見え方が決まるわけではありません。ヒップ実寸、素材、シルエット、丈の方がサイズ感には大きく影響します。
A.必ず避ける必要はありません。ワイドパンツなど脚にゆとりのあるデザインなら選択肢になります。ただし、ヒップ・太ももへ密着する細身のパンツは実寸を特に確認しましょう。
A.現在ちょうどよく着られているワンピースを平置きし、ヒップ実寸を測って商品ページと比較する方法がおすすめです。伸縮性や商品説明、着用レビューもあわせて確認しましょう。
ヒップ・太ももなど下半身が気になる女性のドレス選びでは、「全部隠さなければ」と考える必要はありません。
自分に合った実寸とシルエットを選び、ドレス本来のラインをきれいに出すことが大切です。
特に覚えておきたいポイントは次のとおりです。
下半身が気になるからと、着たいブランドやデザインを最初から諦める必要はありません。
Aライン、コクーン、立体シルエットなど、身体との間に適度なゆとりを作れるデザインを中心に探してみてください。
THE DRESSでは、商品ごとのウエスト・ヒップ実寸を確認しながら、さまざまなシルエットのブランドドレスをオンラインでレンタルできます。