結婚式に招待いただいたのだけれども、どうしても欠席しなくてはいけないケースはあると思います。
特に5月10月11月あたりは日本では結婚式が一番多くありますので、日程も重なる可能性も高くなります。お祝いしたいのだけれど、出席できないという時は、欠席でもお祝いを渡すというのがあります。
今回はそんな結婚式をどうしてもお断りしなければならない場合のご祝儀のマナーについてまとめてみました。
■結婚式欠席時のご祝儀額や商品はどうすればいい?
お祝いは、現金または商品のどちらかになります。
好みや趣味をわかっていたり、お二人から商品のリクエストがあった場合などは商品でお渡しするのが良いですが、基本的には現金の方が良いでしょう。
現金の場合
金額の目安はだいたい1万円が多いようです。結婚式に出席する際のご祝儀を3万円とすると食事や引き出物がない事を考えると「1万円」をお渡しする方が多いというのもわかりますね。
結婚式の料理のキャンセルは概ね結婚式当日の1ヶ月前ぐらいですので、新郎新婦に迷惑をかけないためにも1ヶ月前には必ず欠席のご連絡はした方が良いですよ。
また、以前新郎新婦が自分の結婚式に参加いただき3万円のご祝儀をいただいた方であった場合、今回3万円をご祝儀としてお渡しするというのもあります。当然、欠席なので食事や引き出物はいただかないので少ない額で良いという考えもありますが、より丁寧な対応ということであれば3万円をお祝い金とするのがベストでしょう。
商品で送る場合
百貨店で商品を購入する場合、事前に同封するお手紙を持参するのが良いでしょう。
商品だけをお送りするより、気持ちのこもったお手紙が入っていた方が丁寧で素敵ですよね。
■お祝いを渡す時期と方法について
お祝いを渡すタイミングは?
結婚式に近くなるにつれ新郎新婦はいそがしくなります。そこで遅くとも結婚式の1ヶ月前から2週間前までにお祝いをお渡しするのが良いでしょう。
お祝いをお渡しする方法は?
現金ならご祝儀袋に入れて手渡しするのが良いでしょう。どうしても手渡しが難しいのであれば現金書留が良いと思います。
また、商品の場合は、購入先で「のし」をつけていただき、こちらも手渡しがベストです。「遠方である」「双方の都合がつかない」などのどうしても手渡しが難しい場合であれば、百貨店等からの郵送で構いません。
■結婚式当日に電報を打つとなお良い
お祝いだけでなく、結婚式当日に結婚式場に電報をお送りするとより丁寧で良いでしょう。
電報というものは結婚式以外でがなかなか送る機会がないものですが、電報を受け取る側は本当に嬉しいものですし、ネットで簡単に申し込めますので是非利用してみてくださいね。
【ご祝儀に関する参考記事はこちら】
「ご祝儀袋で差をつける!おしゃれでモダンなご祝儀袋【結婚式お呼ばれ】」
いかがでしたか?
新郎新婦のお二人は結婚式直前になると何かと忙しいものです。また、ゲスト人数の調整などもありますので、結婚式出席欠席の回答を含めてできるだけ早く連絡を差し上げてくださいね。