
結婚式に招待され、ご祝儀袋まで準備したところで、 「ご祝儀袋って、そのままバッグに入れていいの?」 「袱紗(ふくさ)は必要?」 「結婚式では何色の袱紗を選べばいい?」 と迷ったことはありませんか?
ドレスやバッグ、アクセサリーなどの 結婚式ゲストの衣装 には気を配っていても、意外と準備を忘れやすいのが、ご祝儀を包んで持ち運ぶ「袱紗(ふくさ)」です。
袱紗は単なるご祝儀袋のケースではありません。大切なご祝儀袋がバッグの中で折れたり汚れたりするのを防ぎ、新郎新婦へのお祝いの気持ちを丁寧に届けるためのアイテムでもあります。
この記事では、結婚式にゲストとして参列する女性に向けて、袱紗の必要性、種類、色の選び方、ご祝儀の包み方、持ち運び方、受付での渡し方までわかりやすく解説します。
後半では、パーティードレスにも合わせやすいおしゃれな袱紗6選もご紹介します。初めて結婚式へ参列する方も、ぜひ当日の準備に役立ててください。
目次 [閉じる]
結婚式へご祝儀を持参するときは、ご祝儀袋をそのままバッグへ入れるのではなく、袱紗に包んで持ち運ぶのが基本的なマナーです。
ご祝儀袋を直接バッグへ入れてしまうと、移動中に水引が折れたり、袋にシワが付いたり、汚れてしまったりすることがあります。
ご祝儀は、新郎新婦へ「おめでとう」の気持ちを込めてお渡しするもの。そのご祝儀袋をきれいな状態で持参することも、お祝いの気持ちを表すひとつの心遣いです。
購入時の透明なビニール袋に入れたまま受付へ持っていくのではなく、袱紗からご祝儀袋を取り出して渡せるよう準備しておきましょう。
なお、ご祝儀の金額やご祝儀袋の選び方、表書きなどについて詳しく知りたい方は、
結婚式のご祝儀相場・書き方・渡し方マナー
もあわせてチェックしてみてください。
袱紗とは、ご祝儀袋や香典袋などの「金封」を包み、きれいな状態で持ち運ぶための布やケースのことです。
もともとは風呂敷のような一枚の布で金封を包むものが一般的でしたが、現在では、ご祝儀袋を差し込むだけで使用できる金封袱紗・ケースタイプも広く使われています。
結婚式のお呼ばれで初めて袱紗を購入するのであれば、扱いやすい金封袱紗を選ぶのもおすすめです。
袱紗には、大きく次のような役割があります。
結婚式では受付で手元を見られる場面もあります。パーティードレスや
結婚式用バッグだけでなく、こうした小物まで準備しておくと安心です。
袱紗には、主に以下のようなタイプがあります。
| 種類 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 金封袱紗・ケースタイプ | ご祝儀袋を差し込むだけで使いやすい | 初めて袱紗を使う方 |
| 風呂敷・包みタイプ | 一枚の布でご祝儀袋を包む伝統的なタイプ | 正式な所作を大切にしたい方 |
| 台付き袱紗 | 金封を載せる台が付いており、形を保ちやすい | 格式を意識したい方 |
現在の結婚式ゲストに使いやすいのは、金封を差し込むケースタイプです。
バッグから取り出してすぐに開くことができるため、結婚式への参列経験が少ない方でも受付で慌てにくいというメリットがあります。
結婚式は「慶事」です。そのため、袱紗もお祝いの場にふさわしい色を選びます。
一般的に結婚式で使いやすいのは、
ピンク、赤、オレンジ、ベージュ、赤紫などの暖色系です。
淡いピンクやベージュはパーティードレスにも合わせやすく、華やかさがありながら上品な印象になります。
紫色の袱紗は、一般的に慶事・弔事の両方に使用できる色とされています。
「袱紗を何個も持ちたくない」「ひとつ購入して長く使いたい」という方には、紫色も使いやすい選択肢です。
ただし、商品によって用途が指定されている場合もあります。購入するときは「慶事用」「慶弔両用」などの商品表示も確認しましょう。
寒色系は弔事を連想させる場合もあるため、結婚式専用として新しく購入するのであれば、ピンクやベージュなどの暖色系を選ぶとわかりやすいでしょう。
一方、現在はネイビーなどでもメーカーから「慶弔両用」として販売されている袱紗があります。
単純に色だけで判断するのではなく、その商品が慶事で使用できるものかを確認することが大切です。
結婚式で使う袱紗は、必ずしも無地でなければならないわけではありません。
花柄、刺繍、ジャガード、レース、フリルなど、お祝いの席にふさわしい上品なデザインであれば、おしゃれな袱紗を選ぶこともできます。
特に女性ゲストの場合、
という方も多いでしょう。
カジュアルすぎる素材や派手すぎるデザインを避け、結婚式のドレスやバッグと並べても違和感のない上品さをひとつの基準にすると選びやすくなります。
袱紗選びで意外と見落としやすいのが、パーティーバッグとのサイズバランスです。
結婚式用のバッグは普段使いのバッグよりコンパクトなものが多いため、
「ご祝儀袋だけなら入るけれど、袱紗に入れたらバッグに入らなかった」
ということもあります。
袱紗を購入するときは、袱紗の横幅・高さと、当日使用するバッグの内寸を確認しておきましょう。
ご祝儀袋や袱紗を無理に折り曲げて収納するのは避け、必要であればフォーマルなサブバッグを併用します。
THE DRESSでは、
結婚式・パーティー向けバッグ
もレンタルできます。ドレスを選ぶ際に、ご祝儀袋や袱紗が入るかという視点も含めてバッグを選んでみてください。
結婚式のドレスも一緒に準備しませんか?
袱紗やご祝儀を準備したら、当日のドレス・バッグ・アクセサリーもチェック。
THE DRESSなら、結婚式ゲストにおすすめのブランドドレスをオンラインでレンタルできます。
袱紗を使用するときに最も注意したいのが、慶事と弔事では開き方・包み方が異なることです。
結婚式などの慶事では、「右開き」になるようにするのが基本です。
ケースタイプの場合は、ご祝儀袋を袱紗の中へ差し込みます。
自分から見て右側から開ける状態にし、開いたときにご祝儀袋の表書きが正しい向きになるように入れておきましょう。
受付へ行く前に一度実際に開いてみると、当日ご祝儀袋が逆さまになってしまうのを防げます。
一枚布タイプの場合は、袱紗をひし形になるように広げ、ご祝儀袋の表書きを上にして中央よりやや左側へ置きます。
結婚式などの慶事では、基本的に以下の順で包みます。
完成すると「右開き」の状態になります。
弔事は逆の包み方になるため、結婚式当日に迷わないよう事前に確認しておくのがおすすめです。
袱紗を準備していても、受付でどう渡せばいいのか分からず緊張してしまう方もいるでしょう。
基本的な流れを知っていれば、それほど難しくありません。
受付の順番になったら、
「本日はおめでとうございます」
など、まずお祝いの言葉を伝えます。
袱紗を右側から開き、ご祝儀袋を丁寧に取り出します。
取り出した後の袱紗を軽く畳み、その上にご祝儀袋を載せてもよいでしょう。
ご祝儀袋をそのまま自分向きで渡すのではなく、表書きや名前が受付の方から正しく読める向きへ回転させます。
最後に両手でご祝儀を差し出します。
袱紗の上に載せたまま差し出しても、ご祝儀袋だけを両手で渡しても問題ありません。
受付を含めた結婚式全体のマナーについて不安がある方は、
結婚式ゲスト完全ガイド|参列マナーとかかるお金
も参考にしてください。
袱紗は、ご祝儀袋を入れた状態でパーティーバッグまたはサブバッグへ収納します。
バッグの中でスマートフォンや化粧ポーチなどに圧迫されない位置に入れ、水引を崩さないように注意しましょう。
また、会場へ到着してからバッグの中を探し回らなくても済むよう、受付ですぐ取り出せる場所へ入れておくとスマートです。
結婚式当日のその他の持ち物については、
結婚式・二次会の持ち物リスト完全版【女性ゲスト向け】
で詳しく紹介しています。
結婚式当日に「袱紗を家に忘れてしまった」と気付くこともあるでしょう。
どうしても袱紗を用意できない場合は、清潔なハンカチや小さめの風呂敷で代用する方法があります。
できればピンクやベージュなど、お祝いの席にふさわしい色や、フォーマルな場に馴染む上品なものを選びましょう。
厚手のタオルハンカチより、薄手でアイロンのかかった布製ハンカチの方が包みやすく、見た目にもスマートです。
包む順番は、通常の包み型袱紗と同様に左→上→下→右です。
ただし、ハンカチはあくまで急な場合の代用です。今後も結婚式へ参列する機会があるなら、袱紗をひとつ準備しておくと安心でしょう。
結婚式当日の持ち運び方法としてはおすすめしません。
ご祝儀袋を購入したときに入っている透明なビニール袋は、商品を保護するための包装です。
受付で透明袋からご祝儀袋を取り出すよりも、袱紗から丁寧にご祝儀袋を取り出した方が、フォーマルな場にふさわしい所作になります。
結婚式二次会は、披露宴とは少し事情が異なります。
二次会では会費制になっているケースが多く、「ご祝儀不要」と案内されている場合は、基本的に別途ご祝儀を用意する必要はありません。
会費を受付で支払うだけであれば、ご祝儀袋を使用しないため、袱紗を使う場面も通常はありません。
一方で、二次会のみの参加で新郎新婦へ個人的にご祝儀を渡したい場合など、金封を持参するのであれば袱紗に包んで持っていくと丁寧です。
まずは招待状や二次会の案内を確認しましょう。
袱紗というと昔ながらのシンプルなものを想像するかもしれませんが、現在はパーティードレスに合わせやすいデザイン性の高い袱紗も販売されています。
ここでは、結婚式にゲストとして参列する女性におすすめしたい、上品でおしゃれな袱紗を6点ご紹介します。
ドレスやパーティーバッグとのコーディネートも意識しながら、お気に入りのひとつを探してみてください。
※商品名・仕様・カラー・価格・販売状況等は変更または販売終了となる場合があります。購入時には各ブランド・メーカーの公式サイト等で最新情報をご確認ください。
PAUL & JOEを象徴する「クリザンテーム」のモチーフを取り入れた、華やかで上品な袱紗です。
クレープ織りの生地にシャイニーなタッセルを組み合わせ、一般的なフォーマル小物とはひと味違う、ファッション性のあるデザインに仕上げられています。
慶事専用のポケット式金封袱紗で、結婚式のパーティードレスやバッグとも合わせやすいデザイン。「袱紗もコーディネートの一部として選びたい」という女性におすすめです。
PAUL & JOE「ふくさ/金封 クリザンテーム」を見る >
フリルのリボンをアクセントにした、上品な二つ折りタイプの袱紗です。
ベージュは慶事用として展開されており、華やかさがありながら甘くなりすぎないデザインが魅力。ご祝儀袋をポケットに差し込んで使用できるため、初めて袱紗を使う方にも扱いやすいタイプです。
ブラック、ネイビー、グリーン、ブラウンなど幅広い色のドレスに馴染みやすく、結婚式用として使いやすい袱紗を探している方におすすめです。
光沢感のある花柄のジャガード生地とタッセルを組み合わせた、エレガントな洋風デザインの袱紗です。
慶事用としてホワイト・ピンクが用意されており、和小物らしさを抑えたデザインのため、結婚式のパーティードレスにも自然に馴染みます。
ソフトタイプで、使用後はコンパクトに収納しやすいのもうれしいポイント。ホテルウェディングやレストランウェディングなど、華やかな結婚式にも合わせやすい一品です。
マットなサテン生地に繊細なレースを重ねた、パーティードレスブランドAIMER(エメ)らしい上品な袱紗です。
フォーマル感がありながらも堅くなりすぎず、レースドレスやシアードレスなど、女性らしい結婚式コーディネートとの相性も抜群。
芯の入ったフラップ型で、ご祝儀袋をきれいな状態で持ち運びやすい点も魅力です。ドレス・バッグ・袱紗までトータルで統一感を持たせたい方におすすめです。
ラメ入りの生地を使用した、シンプルながら華やかさのあるAIMERの袱紗です。
縁にはサテンのパイピングが施されており、光の当たり方によってさりげなくきらめく上品なデザイン。ベージュ・シルバーなど、結婚式のオケージョンスタイルに取り入れやすいカラーが展開されています。
装飾を抑えたデザインなので、レースや刺繍を使った華やかなドレスにも、ミニマルなドレスにも合わせやすいのが魅力。パーティーバッグとのコーディネートを重視したい方にもおすすめです。
日本の伝統的な様式美を現代的にアレンジした、MARUAI「こち」シリーズの折り袱紗です。
上質で手触りのよい布地を、金封が包みやすい形にあらかじめ縫製・折り加工しているため、一般的な一枚布の袱紗よりも簡単にご祝儀袋を包むことができます。
パープルは慶事・弔事のどちらにも使用できる慶弔両用。華美になりすぎない洗練されたデザインなので、年齢を問わず長く使いやすいのも魅力です。
「結婚式だけでなく、さまざまなフォーマルシーンで使える上質な袱紗をひとつ持っておきたい」という方におすすめです。
結婚式のゲストコーディネートというと、どうしてもドレスだけに目が向きがちです。
しかし実際には、ドレスだけでなく、
まで含めて準備しておくことで、当日を安心して迎えることができます。
例えばブラックドレスなら、ベージュやピンクの袱紗を合わせることで、手元にさりげない華やかさをプラスできます。
シンプルなドレスなら、レースやジャガードなどデザイン性のある袱紗を選ぶのも素敵です。
THE DRESSでは、
結婚式ゲスト向けレンタルドレスのほか、
パーティーバッグ、
アクセサリー
も取り揃えています。
ドレス選びで迷っている方は、
結婚式のお呼ばれにパーティードレスレンタルのススメ
もあわせてご覧ください。
ご祝儀袋は袱紗に包んで持参するのが丁寧なマナーです。ご祝儀袋を汚れや折れから守る役割もあるため、できるだけ事前に用意しておきましょう。どうしても用意できない場合は、清潔なハンカチや小さめの風呂敷で代用する方法があります。
ピンク、赤、オレンジ、ベージュなど、お祝いの席にふさわしい暖色系が選びやすいでしょう。紫は慶弔両用として使用できる代表的な色です。商品によって用途が指定されている場合があるため、「慶事用」「慶弔両用」などの表示も確認してください。
結婚式などの慶事では、上品な花柄やレース、刺繍、ジャガードなどの袱紗も使用できます。フォーマルな場にふさわしいデザインを選び、ドレスやバッグとのコーディネートを楽しんでもよいでしょう。
結婚式などの慶事では「右開き」が基本です。ケースタイプは自分から見て右側から開くようにし、包みタイプは基本的に「左→上→下→右」の順で包みます。弔事では逆になるため注意しましょう。
どうしても袱紗を用意できない場合は、清潔で上品なハンカチや小さめの風呂敷で代用できます。薄手でシワのないものを使用し、包み型袱紗と同じように包みましょう。
会費制の二次会でご祝儀不要と案内されている場合は、通常ご祝儀袋を用意しないため、袱紗も必要ありません。二次会で別途ご祝儀を渡す場合は、袱紗に包んで持参すると丁寧です。
ご祝儀袋や袱紗を無理に折り曲げるのは避けましょう。袱紗が入るサイズのパーティーバッグを選ぶか、フォーマルなサブバッグを併用するのがおすすめです。
結婚式にゲストとして参列するときは、ご祝儀袋をそのままバッグへ入れるのではなく、袱紗に包んで持参するのが丁寧です。
袱紗には、ご祝儀袋を汚れや折れから守るだけでなく、新郎新婦へのお祝いを大切に扱うという意味もあります。
結婚式ならピンクやベージュなどの暖色系が選びやすく、紫なら慶弔両用として使用できるものもあります。
最近では、レースやフリル、ジャガード、タッセルなどを取り入れた、おしゃれな袱紗も増えています。
そして受付では、
袱紗からご祝儀を取り出す
↓
相手が読める向きにする
↓
両手で丁寧に渡す
という基本を覚えておけば安心です。
大切な人の結婚式だからこそ、衣装だけでなく、ご祝儀を渡す瞬間まで美しく。ドレスやバッグ、袱紗まで余裕を持って準備し、心からお祝いできる一日を迎えてください。
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