紅白歌合戦の楽しみ方の一つに出演者の衣装がありますよね。その中でも女性司会者のドレスはみなさんが注目しているはず。そこで歴代の女性司会者のドレスをひとまとめにしてみました。ぜひ着こなしを参考にしてみてくださいね。
■2019年(第70回)綾瀬はるかさんのドレス
2019年の紅白歌合戦の女性司会は綾瀬はるかさん。4年ぶりでなんと3回目の司会でした。2019年は映像を含めて合計6着もの衣装を着てらっしゃいました。今回はそのうち3着をご紹介いたします。
まず1着目は、オープニング映像で着用されていたセルフポートレート(SELF-PORTRAIT)のドレス。セルフポートレートらしいレースが特徴的な真紅の袖ありドレス。セルフポートレートワンピースやドレスの種類が多く、日常使いからパーティーシーンまで幅広く人気のブランドです。こちらのドレスも丈感など、日本のオケージョンシーンでも使いやすそうなデザインです。
2着目はディーチェ カヤック(DICE KAYEK)のマキシ丈ドレス。2着目も真紅のドレスでしたね。胸元のリボンディテールがアクセントのドレスですが、もともとはマキシ丈のドレスをアシンメトリーにカットされ着用されていました。
3着目はイリナ シェロッター(Irina Scherotter)のブラックロングドレス。胸元のシースルーとフリルのディティールが特徴的でふわっとした印象をもたせたブラックドレス。腰の位置が高く足長に見えるデザインですね。綾瀬はるかさんは本当にブラックのドレスがよく似合うなー。
■2018年(第69回)広瀬すずさんのドレス
2018年の紅白歌合戦の女性司会は広瀬すずさんでした。広瀬すずさんは2019年の連続テレビ小説100作目となる「なつぞら」のヒロインを演じられています。2018年の紅白歌合戦の司会をした時は、なんと20歳でした!20歳でこの大役を務められるなんてすごいの一言ですね。
まず1着目のドレスは、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の2019年クルーズコレクションのドレス。複数種類のドット柄とパッチワークデザインをあわせたデザインが特徴的。シューズにはアンクルブーツを持ってくることで広瀬すずさんにぴったりなガーリーな雰囲気に。
(出典:https://www.fashionsnap.com/)
2着目はアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の2019年春夏コレクションのドレス。胸元は広めのノースリーブのブラックドレス。スカート裾部分がシースルーになっており、軽やかな印象。シンプルなブランクドレスを、レザーの太めのベルトでぎゅっとアクティブな印象に変えています。
(出典:https://www.fashionsnap.com/)
3着目はヴァレンティノ(VALENTINO)の2019年春夏コレクションのドレス。ケープをまとったようなデザインの赤のショートドレス。ケープドレスは肩のラインも隠せますし、ふわっとした丸みを帯びたデザインで体のラインも気にならず、女性らしい印象を与えることができます。ケープデザインのブラックドレスは、結婚式のお呼ばれや二次会にも重宝しますよ。
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■2017年(第68回)有村架純さんのドレス
2017年の紅白歌合戦の司会は、2016年に引き続き2回目で女優の有村架純さんでした。有村架純さんは連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインを演じています。2017年はどんなドレスで紅白を華やかに彩ったのでしょうか。
まずオープニングで着用されたのは真紅の華やかなアルマーニのロングドレス。有村架純さんのスタイルの良さ、アルマーニのドレスの美しさからくるものなのでしょうか、着用された姿はすらっと美しく感じます。有村架純さんは身長160cmとのことですが、もっと身長が高く感じさせますね。
(出典:https://www.fashion-press.net/)
後半から着用されたのは、レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)の2018年春夏コレクションドレス。ブラック&レッドのオリエンタル調のモチーフが目を引きますが、特に特徴的なのはレッド ヴァレンティノでよく使われるシースルー。インナーにはブラックのベアトップを合わせることで、ガチャガチャした印象を抑えて、過度に派手にならないようにスタイリングされています。
(出典:https://www.fashion-press.net/)
2017年紅白で3着目となる最後に着用されていたドレスはアルマーニ(ARMANI)のオールブラックのロングドレスでした。2016年の最後に着用されていたのは真っ赤なドレスでしたが、今年はその逆でレッドドレスをオープニングに、ブラックドレスをクロージングに持ってきましたね。
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■2016年(第67回)有村架純さんのドレス
2016年紅白歌合戦の女性司会は有村架純さんでした。有村架純さんが司会の仕事をされるのはこの2016年紅白歌合戦が初めてとのこと!有村架純さんが2016年紅白歌合戦で着用された衣装は着物を含めて合計4着でした。今回はそのうち着物を除いた3着のドレスをご紹介します。
まず前半に着用されてた1着目のドレスは、タエ アシダのドレス。こちらはタエ アシダ2016-17年秋冬コレクションのドレスとなります。光沢のあるシルバーで、スカート裾の後ろが長く、特に特徴的なのが大きなバックリボン。
(出典:https://www.fashion-press.net/)
続いて2着目に着用されていたドレスは、ワンショルダーの膝丈ドレス。ブラックをベースにホワイトカラーが挿し色になっています。結婚式や謝恩会でも活躍しそうな一枚ですね。方の露出が特徴的ではありますが、首元は少しさみしくなるので、少し豪華に感じるぐらいのアクセサリーが合いますね。
最後に着用したのはヨウジヤマモトやアレキサンダー・マックイーンで経験を積んだ中井英一朗がデザイナーを務めるエルザ・ウィンクラー(ELZA WINKLER)のドレス。スクープトネックラインの真っ赤なサテン地のドレス。スカートの裾部分のデザインがとても特徴的でドレッシーです。
■2015年(第66回)綾瀬はるかさんのドレス
2015年の紅白歌合戦の女性司会は綾瀬はるかさんでした。綾瀬はるかさんが紅白歌合戦の司会をされるのは2013年に続いて2回目。綾瀬はるかさんは話されている感じもすごくナチュラルで好感度の高い女優さんで、私自身のすごく好きです。2015年の紅白歌合戦では着物も含めて合計4着の衣装を着用されていましたが、今回はそのうちドレス3着をご紹介します。
オープニングでは菊の刺繍があしらわれた赤い着物で登場した綾瀬はるかさんですが、その後着用されたのがこちらのドレス。GUCCI(グッチ)の鮮やかな赤のドレス。綾瀬はるかさんはその他イベントの衣装でも赤のドレスを着用することが多く、とても似合っていますよね。アシンメトリーなフリルデザインがとても女性的で素敵です。
(出典:http://www.musicvoice.jp/)
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次に着用されたドレスはコムデギャルソンからデビューしたnoir kei ninomiya(ノワール ケイ ニノミヤ)のブラックドレス。ノワールとはフランス語で「ブラック」という意味。シンプルなシルエットでありながら、細部がとても手の込んだブラックドレスですね。
(出典:https://twitter.com/fashionsnap/)
ドレス3着目となるのはDolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)の花柄ドレス。紅白の花の刺繍とふわふわとした羽毛のような装飾が施されていてとても華やかなドレスですよね。元々丈は少し長めのドレスのようですが、膝丈ぐらいまで少し丈を短くしているようです。
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■2014年(第65回)吉高由里子さんのドレス
2014年紅白歌合戦の女性司会は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインを演じた女優の吉高由里子さん。普段は割とカジュアルな印象のある吉高さんですが、2014年の紅白歌合戦では3着のドレスを着こなしていました。
早速まず1着目ですが、LOUIS VUITTON(ルイ・ ヴィトン)の真っ赤なヨコシマドレス。かなりミニ丈のドレスですが、さすが吉高由里子さん、全く衣装負けしておらずイメージにぴったりです。ミニ丈ですが、ノースリーブではなくショートスリーブなのでいやらしさはありませんね。
(出典:https://matome.naver.jp/)
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続いて2着目はDOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)の赤ベースのミニ丈のドレス。こちらもミニ丈ですが、刺繍が華やかで上品で、ショートスリーブでもあり、またスカート裾もフレアになっているので全くいやらしさのない上品なドレスですよね。ウエスト部分が太めベルトをしているようなアクティブなデザインになっているのも特徴ですね。ドルチェ&ガッバーナらしく刺繍がすごく手が込んでいるので、まじかで見てみたいものです。
(出典:http://www.fashionsnap.com/)
最後の1着はHANAE MORI designed by Yu Amatsu(ハナエモリ・デザインバイ・ユウアマツ)のブラックドレス。先ほどのミニ丈とは一転、シックなロングブラックドレス。非常に上品でしっとりとした女性らしいイメージを醸し出していますが、ワンショルダーで右肩を程よく露出しており、ぐっと大人っぽいエレガンスな印象を与えていますね。ドレープの効いたシンプルなデザインで、ワンショルダーの反対側に特徴的な装飾が施されてます。
(出典:http://www.fashionsnap.com/)
■2013年(第64回)綾瀬はるかさんのドレス
2013年の紅白歌合戦は、NHK大河ドラマの「八重の桜」に主演された綾瀬はるかさんが初めて女性司会をされました。綾瀬はるかさんといえば天然キャラなイメージがあり、紅白の司会!という印象を持たれた方もいたようですが、持ち前の明るさと真面目さでほっこりとした1年の締めくくりを迎えることができましたね。
まず1着めのドレスはDRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)のフリルデザインのドレス。ホワイトベースにゴールドの大きなフラワーデザインのフリルとブラックのロングジレが特徴的なデザインのドレスですよね。フリルがとても素敵なのでジレがなくても良いかもしれませんね。
(出典:http://twisave.com/)
(出典:https://twitter.com/fashionpressnet/)
2着目のドレスはスリーブレスのロングドレス。画像だと分かりにくいですが、スカート部分はカスケード状になっており上品さが増しています。チェック柄ということでドレスでありながらカジュアルなイメージに仕上がっていますね。残念あがらブランドはわかりませんでした。
最後にご紹介するのは、上下白で揃えた衣装。ガーリーなシャツに、ボリュームあるスカートを合わせたものでドレスではありませんでした。紅白だとかなり珍しいカジュアル目の衣装ですね。
(出典:http://ameblo.jp/fashion-healing/)
■2012年(第63回)堀北真希さんのドレス
2012年の紅白歌合戦女性司会は、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロイン役に抜擢された堀北真希さんでした。この時24歳ぐらいかと思いますが、落ち着いた印象で大役をしっかりこなされていて、とても24歳には見えませんでした。
まず1着目のドレスは赤の膝丈ドレス。真っ赤なサテン地に胸元に施されたビジューが華やかですね。このようなビジュが施されたドレスはドレスは余計なアクセサリーはいらないので結構使い勝手が良いですね。
こちらはミニ丈のブラックドレス。シンプルなリトルブラックドレスでありながら、スリーブレスで且つフロント部分の大きなリボンモチーフが特徴的、着丈も膝上なのでかなりセクシーな印象ですね。
■2011年(第62回)井上真央さんのドレス
2011年時の紅白歌合戦の女性司会は、連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを演じた井上真央さんでした。井上真央さんはこの時、24歳。
こちらはピンクのカラードレス。まるで結婚式のお色直し時のウェディングドレスのようですが、視聴者からの公募で採用されたドレスだそうです。
こちらはシルバーの総スパンコールのミニ丈ドレス。井上真央さんの清楚なイメージと少しずらした感じのセクシーなドレスですが、さすが着こなしていらっしゃいますね。
(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/6163561/)
いかがでしたか?
紅白歌合戦ということで赤のドレスが目立ちますが、毎年必ず1着は入ってくるブラックドレスが個人的に注目です。最近は女性の司会は女優さんになることが多く当たり前にドレスがとても似合うというのはありますが、派手すぎる衣装を選ばれてないので、普段のパーティードレスの着こなしとしてもとても参考になりますよ。