結婚式・結婚式二次会に参列する際のマナーはネットや書籍でも色々書かれています。読めば読むほど堅苦しくて難しいものばかりですよね。
特に初めて結婚式・結婚式二次会に参列するときは本当にわからないので、そのような堅苦しいマナーのことを考えると結婚式への参列が不安になってしまいます。今回は、いろいろと書かれているゲストの参列マナーについての「実際はどうなの?」について解説します。
■結婚式自体が随分自由になってきたみたい
最近、「オリジナルウェディング」や「コンセプトウェディング」ということが当たり前のように言われてきており、少し前のTHE WEDDDING的なガチガチの結婚式をされる新郎新婦さんが減ってきています。結婚式は平均で300万ちょっとの大金がかかる新郎新婦にとって大きなイベント。人生でこんな大きな買い物をする機会はなかなかないものです。
そこで、結婚式も決められた枠組みの中だけで決める結婚式を避けて、「自分たちのやりたい形で」「趣味を生かして」など自分たちらしい結婚式を行うカップルが増えてきており、それに伴い参列する側の服装やマナーについても変化が起こってきています。
・「カウント」がテーマの全員参加型のフェスウェディング!
(出典:https://haku-cb.com/)
・みんなでつくるウェディング
(出典:https://haku-cb.com/)
■本当にそうなの?結婚式・結婚式二次会マナー
ブラックドレスは着用NG?
全くそんなことはありません。リトルブラックドレスは年齢問わず人気であり、女性をキレイに見せてくれます。
喪服で使うようなものではなく、パーティーで映えるようなデザインのブラックドレスを選ぶと良いですよ。また、バッグや靴などを華やかなカラーにすると、全身が真っ黒になることがなくより素敵になります。
バイカラーのドレスは着用NG?
フォーマルは単色無地であるとか、2色使いは「わかれる」という意味につながるので縁起が良くない、ということが書いてあることがありますが、全く気にすることはありません。
バイカラーのドレス自体、現在のトレンドファッションでもありますので特に気にすることはないです。
オールインワンやパンツスタイルはNG?
全くそんなことはありません。オールインワンやパンツスタイルでもドレッシーで素敵なものもありますし、最近では結婚式・結婚式二次会で着用されてる方も増えてきています。また、新婦さんのウェディングドレスですらオールインワンが出てきているほどですから。
膝が見えるパーティードレスは絶対NG?
全くそんなことはありません。ただし、ミニ丈が大きいと下品な印象を与えてしまうこともあるので注意は必要です。結婚式に参列する方々の顔ぶれや会場なども考慮するとより良いと思いますよ。
ファーや革製品などは「殺生」を連想させるのでダメ?
ファーショールやファーボレロなどもありますので、特にファーや革製品はダメということはないので気にしなくて良いと思いますよ。食事の際に「ファーの毛が舞って不衛生」だからNGということもあるようですが、食事の際はボレロやショールは外しておけば良いので問題ないでしょう。
白のパーティードレスは花嫁のドレスと被るからダメ?
こちらは新婦さんに配慮をした方が良いので、完全に白色のドレスは避けた方がいいでしょう。この点はいくら結婚式がくだけたものでも注意が必要です。
肩が出るドレスはボレロやショールを羽織った方が良い?
挙式時は肩を出してはいけない、や時間帯によって肌の露出を細かく定めているマナーもありますが、特に気にする必要はないでしょう。無理やり、ボレロやショールなどを羽織ると逆におかしなコーディネートになってしまうことも。最近では、ボレロやショールを羽織らない方が良いという意見も多くあり、自分自身が着用するドレスにボレロやショールを羽織った方が素敵かどうかという判断で良いと思いますよ。
ストッキングを必ず履かなくてはいけない?素足はNG?
こちらも必ず履かなくてはいけないということはありません。着用しているパーティードレスにあうかどうかによって決めると良いと思います。下記の画像のようにストッキングによってドレスのイメージも変わってきますので、ご自身で一番ベストなものを選ぶと良いでしょう。
いかがでしたか?
最近、結婚式や結婚式二次会自体もだんだんと自由になってきている中で、古いゲスト参列マナーに固執することはないですね。お二人を祝う気持ちと最低限のマナーを守りながら結婚式をもっと自由にオシャレに楽しみましょう。こちらもの「実際はどうなの?結婚式・二次会のゲストマナーについて(女性アクセサリー編)」も合わせて参考にしてみてくださいね。